ISO22000(食品安全マネジメント規格)にPAS220(前提条件の詳細の規格)を加えた、
食品の安全に関するマネジメント規格です。

※前提条件とは、工場の衛生環境管理や個人衛生として作業服の仕様・工場内での行為の制限、更には、食品テロに対する対策など、生産施設における衛生管理の基礎的条件のこと。
ISO22000とは
「食品安全マネジメントシステム」のことで、「食品の安全」について「なぜ、安全なのか」を各工程で具体的に明確にする活動をしている組織であることを定めた規格です。

ISO22000では、「消費者が、食べる時点で食品に由来するハザード(健康被害など)が発生する。
ハザード原因は、フードチェーン※3の全ての段階で起こりえる。
したがって、フードチェーンに関わる全ての関係者が一丸となった努力と必要な情報を伝達しあうことで食品の安全は確保される。」
PAS220とは
ISO22000では、前提条件プログラムについて規定することが定められています。定める項目は示されていますが、その詳細については、事業者が定めることとなっています。
PAS220では、その詳細が200を超える要求事項として示されました。
FSSC22000の規格に適合するためには、PAS220が定める前提条件プログラムの詳細についてクリアする必要があります。
- ※1.
- HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の手法。
国内では「危害分析重要管理点」と訳されており、ここで、危害とは、食品を口にした時に起こる健康被害のことです。
この健康被害を発生させないために、どの工程の何を管理するかを定める手法です。 - ※2.
- PDCAサイクルとは、マネジメントシステムの手法の1つです。
P:Plan(計画)、D:Do(実行/運用)、C:Check(是正)、A:Action(見直し)を繰り返すことで継続的に改善し、効果をあげるシステムです。 - ※3.
- フードチェーンとは農水産業者など一次生産から消費者が口にするまでの、食品及びその材料の生産、加工、配送、保管及び取扱いに関わる一連の段階及び活動のことです。






※日本食糧新聞社の月刊紙「食品工場長2011年9月号」掲載記事から抜粋












